この夕暮れ時に僕はまだどこにも行かなくていいのだ
駆り立てられて外向きでいなくていいのだ
もう少しこの日の落ちるのをみていたい
もう少しこの日の昇るのをみていたい
街の音に耳をすませたい
料理を味わっていたい
声を聴いていたい
あなたといたい
自分でにんじんをぶらさげて走り転げながらつまずいてようやく空が見えた
いつでも目覚めていたい
この世界の美しさに
私だけの記憶の中だけだとしても
私が身体が抜け殻だったとしても
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北千住の飲み屋街/誰かの落としたチョコを拾う/バレンタインデイ神からの愛として食う
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