poem on chair
2015年8月19日水曜日
コニーアイランド
Heaven がどこにあるのかというと
もう佇むことのない
汐風の吹く夕暮れの中にあるのだ
家族連れが賑やかに騒ぎ
観覧車が空をかき混ぜる
何もない時間の中に
ぽっかりと僕のいた影がある
焼きあがるピザを待ちながら
景色に溶け込んでいくことで
Heavenへのカギを拾い上げるのだ
始まりの知れない信号機が
案内を開始した
黄色い風船が
どこかの街角に現れては
消えてゆく
Heaven を通り過ぎて
僕はまたピザを食べる
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
モバイル バージョンを表示
登録:
コメントの投稿 (Atom)
poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
わたしだったらそうするな
シンプルな問いと答え クローバーを探すわ 四つ葉のクローバーを探すわ 追いついたかしら? パステル色のカエルさん 揺れてるブランコ スカート 今もパレード こぶしを握る 傾きかけた人生 真っ白な造花の薔薇に 赤いスプレーかけていく わたしだったらそうするな わたしだったらそうする...
谷川さんへ
あなたの魂が ちりぢりにみんなの心へ注いで輝いています 空や 人 電車や ヨハンストラウスと 結びついて輝いています それは生きているということ 紙の上に スマホの中に あなたの魂が 詩として輝いています ぼくたちはからだの 存在をたよりに わかろうとしていますが あなたの魂の注...
0 件のコメント:
コメントを投稿