2014年6月17日火曜日

アフォガード

茶店で宮崎君が何か食べるものありますかと聞いた
シフォンケーキとアフォガードがありますと店員が答えた
アフォガードーってなんですかと宮崎君が聞いた
アイスとケーキに珈琲をかけて食べるデザート店員は言った
僕は最初アホガードと聞えてアホをガードする食べ物か
などど考えていた。
宮崎君はシフォンケーキとコーヒーを頼み
僕はオレンジジュースにからアフォガードに変えてみた
アフォガードを検索するとイタリア語で溺れるという意味だった
アイスが浸かって溺れることなのだ
コーヒーに溺れてぐずぐずになったシフォンケーキ
コーヒーに溺れてどろどろになったアイス
倦怠に溺れてぐだぐだになっていくライフ
自分を思った
口当たりが甘苦く
溺れる
自分を思った

0 件のコメント:

  ああ、優しい世界が 花の美しい佇まいが 現れる 言葉はそうして歩く 染み付いて歌う そうして染み付いてゆく 慣れ親しんだ冬 浮遊 ぼくはあそびたい みんな知っている 君は誰かのもの 君の瞳に僕がいる 君がいる 美しい君がいる 世界が君を現し...