poem on chair
2013年10月16日水曜日
たんぽぽレジスタンス
同じ詩をうたい続けて
世界に蓄積させていくのだ
やさしく陽気な生きた愛の言葉
命を割いて紡いでゆく
宿命へのレジスタンス
運命からのレコンキスタ
言葉の水滴が降り注ぐ限り
どこへでも水脈は現れる
コンクリの街に閉じ込められながら
根を張るたんぽぽのように
繰り返し繰り返し求めてゆく
意思のゆくえに詩が咲く
自己へのレジスタンス
均一からのレコンキスタ
やがて詩は綿毛をまとい飛んでゆく
そして詩が新たな心に落ちる
朽ちることなく
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
モバイル バージョンを表示
登録:
コメントの投稿 (Atom)
poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
わたしだったらそうするな
シンプルな問いと答え クローバーを探すわ 四つ葉のクローバーを探すわ 追いついたかしら? パステル色のカエルさん 揺れてるブランコ スカート 今もパレード こぶしを握る 傾きかけた人生 真っ白な造花の薔薇に 赤いスプレーかけていく わたしだったらそうするな わたしだったらそうする...
谷川さんへ
あなたの魂が ちりぢりにみんなの心へ注いで輝いています 空や 人 電車や ヨハンストラウスと 結びついて輝いています それは生きているということ 紙の上に スマホの中に あなたの魂が 詩として輝いています ぼくたちはからだの 存在をたよりに わかろうとしていますが あなたの魂の注...
0 件のコメント:
コメントを投稿