poem on chair
2013年3月19日火曜日
桜の咲く少し前
桜の咲く少し前
空気の色が変わり始めて
日の落ちたあとでもどこか明るく
行く当てもなく歩いてみたくなるのだ
気づかなかった新しい店や
いつの間にかなくなった古い建物
カレンダーの日付は同じところを辿るけれど
今歩いてる場所は
昨日と同じでも明日と同じでもない
私自身も
昨日と同じでも明日と同じでもない
咲き始めているのは
季節に約束されたからではなく
あたらしさあふれるから
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poem on chair
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