2010年1月29日金曜日

雨の妖精

夕立が上がり
すれ違う声が
雨の匂いがすると教えてくれた

人混みにまぎれて
顔も姿もわからない
それは雨の妖精

乾いた街の中に入り込んだ
それは雨の妖精
私は雨の匂いを吸い込んだ

0 件のコメント:

poem on chair

僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair