2009年7月20日月曜日

天川

歴史深いとはなんと浅はか
人の尺度

大杉を蟻がよじ登り
山々へ木々がはえる
地へ山々がそびえ
地が宙へ浮かぶ

我の足へ蟻が這い
河のほとりにて天をおもう

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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす