poem on chair
2018年12月4日火曜日
白い本
白い本の表紙に君が触れた
白い本を持ち上げて君が開いた
開いたものは誰かの呼吸
触れたものは誰かの皮膚
文字が君の時間と一緒に走る
君の身体が熱くなる
君はひとつ深く息をした
白い本を開いたままで
君は顔をあげて遠くを眺めた
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
モバイル バージョンを表示
登録:
コメントの投稿 (Atom)
北千住の飲み屋街/誰かの落としたチョコを拾う/バレンタインデイ神からの愛として食う
マッチ箱
ぶつかりこすれて発火 おいしいものひとつ たのしいことひとつ ぶつかりこすれて発火 くるしいことひとつ かなしいことひとつ かかわりの中で初めて灯る 次は何色が灯る しけてるのもたまにはあるよね ぶつかりこすれて発火 愛することがひとつ あたらしいいの...
Name ネイム
峠に咲く花を見つけた 名前のあることを思い出した 私が知らないだけで I found a flower in the pass I remembered it had a name I just didn't know it.
0 件のコメント:
コメントを投稿