2015年9月11日金曜日

夏休み

日に3度はあなたを思い出していました
あなたの本
あなたの物
あなたの寝たベッド
あなたのにおい
あなたの部屋

私はあなたの気配に触れながら
私はあなたを抱いた

いつかあなたの肌に触れて
なつかしくこの夏の景色を
思い出したい

あなたの滴の流れるところへ
口づけて 生きることを
深く知りたい

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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす