朝日待つ冬の浜辺に鳥といる
2015年11月30日月曜日
2015年10月23日金曜日
輪廻
だから眠る
だから眠れ
光に眠れ
闇に眠れ
切り抜かれた
時の集積が
抵抗して燃える
あるいは泳いでいく
いつのまにか
光ばかりが世界を覆い
影をたどることでしか
君に逢えない
溺れるほど
深く眠ることで
ようやく私は
君に触れる
乗り込む人々は
行く先を知っている
乗り込まない人々は
行く先を知らない
到達しない遊園地に
観覧車はやがて
地に降りてくるというのに
お前はこの世界で何をみた
お前はこの世界で何をみたい
だから眠れ
だから眠る
光に眠れ
闇に眠れ
だから眠れ
光に眠れ
闇に眠れ
切り抜かれた
時の集積が
抵抗して燃える
あるいは泳いでいく
いつのまにか
光ばかりが世界を覆い
影をたどることでしか
君に逢えない
溺れるほど
深く眠ることで
ようやく私は
君に触れる
乗り込む人々は
行く先を知っている
乗り込まない人々は
行く先を知らない
到達しない遊園地に
観覧車はやがて
地に降りてくるというのに
お前はこの世界で何をみた
お前はこの世界で何をみたい
だから眠れ
だから眠る
光に眠れ
闇に眠れ
2015年9月11日金曜日
船の音
遠くへきて
自分へ深くもぐる
さっきまであったものが
今はもうない
確かなもの 探しているわけではない
頼れるもの 探しているわけではない
私はどこにいこうというのか
私はだれだ
風の中にまぎれて
泣き出しそうな心の声をきく
遠くどこかで船の進む音がする
私はまたひとりだ
自分へ深くもぐる
さっきまであったものが
今はもうない
確かなもの 探しているわけではない
頼れるもの 探しているわけではない
私はどこにいこうというのか
私はだれだ
風の中にまぎれて
泣き出しそうな心の声をきく
遠くどこかで船の進む音がする
私はまたひとりだ
夏休み
日に3度はあなたを思い出していました
あなたの本
あなたの物
あなたの寝たベッド
あなたのにおい
あなたの部屋
私はあなたの気配に触れながら
私はあなたを抱いた
いつかあなたの肌に触れて
なつかしくこの夏の景色を
思い出したい
あなたの滴の流れるところへ
口づけて 生きることを
深く知りたい
あなたの本
あなたの物
あなたの寝たベッド
あなたのにおい
あなたの部屋
私はあなたの気配に触れながら
私はあなたを抱いた
いつかあなたの肌に触れて
なつかしくこの夏の景色を
思い出したい
あなたの滴の流れるところへ
口づけて 生きることを
深く知りたい
パープル
おとといの明け方
牛丼屋で笑っていた女の子
絵がほんとにうまい子だったよ
まんまるのメガネかけて
大きな口をくわっとあけて
笑うんだよ
あふれだしそなイマジンかかえて
天国いったって
遊園地行きたいって
はしゃいでた女の子
ジェットコースターみたいに
走り回ってた女の子
愛を伝えていくべきなんだって
HUGしたな
あ
あふれだした愛をかかえて
天国いったってよ
どこへいくんだよ
この世界にはまだ
色がたりねえぞ
パープルが
パープルが足りねえぞ
牛丼屋で笑っていた女の子
絵がほんとにうまい子だったよ
まんまるのメガネかけて
大きな口をくわっとあけて
笑うんだよ
あふれだしそなイマジンかかえて
天国いったって
遊園地行きたいって
はしゃいでた女の子
ジェットコースターみたいに
走り回ってた女の子
愛を伝えていくべきなんだって
HUGしたな
あ
あふれだした愛をかかえて
天国いったってよ
どこへいくんだよ
この世界にはまだ
色がたりねえぞ
パープルが
パープルが足りねえぞ
2015年9月3日木曜日
ブルックリンダウンタウン
ブルックリン
ダウンタウン
生まれ故郷をあとにして
体に昨日の入れ墨いれて
店を開ける
どこの町にしようかと考えたが
どこの町でもよかった
私を誰も知らない町なら
どこの町でもよかった
服は好きだ
靴も好きだ
でもなんでもよかったんだ
やったことのないことならば
なんでもよかったんだ
それで許される町というのが
ブルックリン
ダウンタウン
どこでもよかったんだ
ダウンタウン
生まれ故郷をあとにして
体に昨日の入れ墨いれて
店を開ける
どこの町にしようかと考えたが
どこの町でもよかった
私を誰も知らない町なら
どこの町でもよかった
服は好きだ
靴も好きだ
でもなんでもよかったんだ
やったことのないことならば
なんでもよかったんだ
それで許される町というのが
ブルックリン
ダウンタウン
どこでもよかったんだ
2015年9月2日水曜日
芝生の上で
言葉のわからない世界でも
心地よい風の吹く芝生の上で
降りそそぐ光をあびて
空をただよう雲をみつめるならば
心は穏やかになり笑顔がこぼれる
太鼓の音が響いてくれば
輪が出来て歌いだすのだ
太古からつたわる喜びの歌を
子供が立ち上がり薫りをつかんで駆け出すのだ
私らも立ち上がり踊りゆくのだ
希望と自由の旗がなびいて
鳥たちが高く舞い飛ぶ
言葉の通じない世界でも
私はここにいていいし
自分だけがわかる言葉で
同じように歌えばいいのだ
ぬくもりが私とあたりをつつんで
私が世界をみている
世界も私をみている
心地よい風の吹く芝生の上で
降りそそぐ光をあびて
空をただよう雲をみつめるならば
心は穏やかになり笑顔がこぼれる
太鼓の音が響いてくれば
輪が出来て歌いだすのだ
太古からつたわる喜びの歌を
子供が立ち上がり薫りをつかんで駆け出すのだ
私らも立ち上がり踊りゆくのだ
希望と自由の旗がなびいて
鳥たちが高く舞い飛ぶ
言葉の通じない世界でも
私はここにいていいし
自分だけがわかる言葉で
同じように歌えばいいのだ
ぬくもりが私とあたりをつつんで
私が世界をみている
世界も私をみている
2015年8月29日土曜日
ブライアントパーク
無数の緑の椅子
人があふれても
絶対的
に
上回る緑の椅子
この椅子 誰が前に 座ったろう
この椅子 誰がこれから 座るだろう
椅子も知らない
緑も知らない
無数も知らない
無数の緑の
椅子
が
永遠
に
近くあるだけ
2015年8月24日月曜日
永遠の砂浜
カラス貝のかけらが
砂浜に散らばり
波の記憶を置いてゆく
カモメが夕暮れを待ちながら
パラソルの間をすり抜ける
ベンチの老夫婦は
犬とたわむれながら
孫のはしゃぐのをみつめている
ここは永遠のとどまる砂浜
足からこぼれる
せせらぎが
街のほうへも飛んでゆく
砂浜に散らばり
波の記憶を置いてゆく
カモメが夕暮れを待ちながら
パラソルの間をすり抜ける
ベンチの老夫婦は
犬とたわむれながら
孫のはしゃぐのをみつめている
ここは永遠のとどまる砂浜
足からこぼれる
せせらぎが
街のほうへも飛んでゆく
2015年8月22日土曜日
ポラロイド
ことばから
遠く離れて
土を拾う
砕かれた骨は
宙を舞って
春が来る
手紙が届く
知りたかったのは
愛の深さ
音楽だけが
時の過ぎるのを
教えてくれる
またあの季節に
僕らは会えるだろうか
遠く離れて
土を拾う
砕かれた骨は
宙を舞って
春が来る
手紙が届く
知りたかったのは
愛の深さ
音楽だけが
時の過ぎるのを
教えてくれる
またあの季節に
僕らは会えるだろうか
チップス
会わなければここへ来ることはなかった
BUSの行きかう大通りと
ガソリンスタンドの交差点
西日がタバスコの瓶を通過して
影を作り
とどまるビーンズの種が
吐き出される過去を懐かしがる
夏の陽射しの中で
BEARを飲んで
とどまるのだ
ストアがありましたね
四つ角に
ここは
車通りが多いですね
追いかけているわけではないのですが
つまりは夏の陽射しがそうさせているのです
橋を渡り銀の足跡がいるわけを
すぐにはわかりはしないのです
そこに何があったかは
いるべき場所にいる
そのさきに何が
いや、もうすでにー
チップス
が
欲しい
夢のような日々のあとに
便りのあったのを伝えてくれた
どこにいようと
持ち続けている面影
反射する光が
太陽のあるのを教えてくれる
石畳の熱を忘れずにいる
アスファルトが白線を飛び越えてゆく
白いシーツの
あなたの香りにつつまれて
今夜も眠る
夜空にはまあるいお月様
円形劇場のハムレット
トーストに乗っけてがぶり
耳元で忘れなさいと
ささやく女優が
明日も手を差し出している
はさんだペンのように
ベルギーワッフルタワーがそびえる
ハローグッバイ
石の中にあるまぼろしを
掘り出したくて
こするのだ
椅子は5脚ある
カフェより
BUSの行きかう大通りと
ガソリンスタンドの交差点
西日がタバスコの瓶を通過して
影を作り
とどまるビーンズの種が
吐き出される過去を懐かしがる
夏の陽射しの中で
BEARを飲んで
とどまるのだ
ストアがありましたね
四つ角に
ここは
車通りが多いですね
追いかけているわけではないのですが
つまりは夏の陽射しがそうさせているのです
橋を渡り銀の足跡がいるわけを
すぐにはわかりはしないのです
そこに何があったかは
いるべき場所にいる
そのさきに何が
いや、もうすでにー
チップス
が
欲しい
夢のような日々のあとに
便りのあったのを伝えてくれた
どこにいようと
持ち続けている面影
反射する光が
太陽のあるのを教えてくれる
石畳の熱を忘れずにいる
アスファルトが白線を飛び越えてゆく
白いシーツの
あなたの香りにつつまれて
今夜も眠る
夜空にはまあるいお月様
円形劇場のハムレット
トーストに乗っけてがぶり
耳元で忘れなさいと
ささやく女優が
明日も手を差し出している
はさんだペンのように
ベルギーワッフルタワーがそびえる
ハローグッバイ
石の中にあるまぼろしを
掘り出したくて
こするのだ
椅子は5脚ある
カフェより
2015年8月19日水曜日
コニーアイランド
Heaven がどこにあるのかというと
もう佇むことのない
汐風の吹く夕暮れの中にあるのだ
家族連れが賑やかに騒ぎ
観覧車が空をかき混ぜる
何もない時間の中に
ぽっかりと僕のいた影がある
焼きあがるピザを待ちながら
景色に溶け込んでいくことで
Heavenへのカギを拾い上げるのだ
始まりの知れない信号機が
案内を開始した
黄色い風船が
どこかの街角に現れては
消えてゆく
Heaven を通り過ぎて
僕はまたピザを食べる
2015年6月30日火曜日
手のひらに円とセント
20セント
10セント
25セント
10セント
5セント
10セント
5セント
1セント
5セント
1セント
10セント
10セント
10セント
10セント
50円
10セント
10円
10セント
1セント
5円
5セント
10円
25セント
5セント
1セント
1セント
10円
10セント
10セント
25セント
10セント
5セント
10セント
5セント
1セント
5セント
1セント
10セント
10セント
10セント
10セント
50円
10セント
10円
10セント
1セント
5円
5セント
10円
25セント
5セント
1セント
1セント
10円
10セント
2015年6月19日金曜日
Landing point
There are pictures not reflected nothing
I do not remember to be what has wanted to take
When and where did it take
Or Who took
Is only darkness question
It has been submitted
Such as the ground after thaw
Such as the pillars of the stain
Flow who can not be known
Not to prove
Just trying to exchange
Not to try to exist
Just an attempt to present
Distant town of paddy
Show window mannequins
Though I can not remember
It scatters footprints
Light of eternity
Image of the infinite
Full of landing point
2015年4月14日火曜日
2015年3月28日土曜日
2015年3月11日23時58分
2015年3月11日23時58分
仕事帰りの電車の中で僕はつづり始める
多くの人が死んだ日
祈りがあふれて悲しみがあふれているというのに
のんびりとお茶を飲んで電気で走る電車の中に僕はいる
僕は神でもないし万能でもないから
この悲しみをぬぐうこともできなければ
死んだ人を生き返らせることもできない
ゲームの世界ではそういう呪文を唱えればいい
人は生き返り
リセットを押せばすべてやり直すことができる
だけど現実はそうはいかない
僕はこの文字をつづりながら
そんな都合のよいことが起こりはしないかと
ばかげたことを考え始めている
そんな万能な言葉がどこかにあるかもしれないと
探し続けようとこれをつづっている
もやが僕の心を覆っている
人類というものに
これだけの争いを繰り返しながら
さらに争いを起こそうとする人類に僕は
絶望してしまうのだ
僕はまだ生きている
この絶望を乗り越える手段を探している
発言が現れるたびその無力さが示され絶望してゆく
人は別れる 人は死んでゆく 人は去ってゆく
悲しみを埋めるために無常を知るべきなのか
かかわるものに執着を持たずに生きてゆくうつつの
無常・・・忘却・・・
逆らわず天に即すこと
天が滅びを望むのなら
人はそこに従うのか・・・
このもやをどうしたらよいのだ
なにがもやをかける
よこしまな心の僕にいったい何ができるというのか
明日へ向かい
次の時へむかう未来
進んでゆく
手遅れな過去をひきつれて
ぼくらはわけのわからないあしたへ向かっていく
呼吸をするのもおぞましいくらいに
絶望が戯れる世界をいまぼくらは
つくろうとしている
自分と戦うことをやめた人間が
敵を作り攻撃しはじめる
BARのマスターは言った
どこかで見聞きした言葉ではなく
ぼくはぼくに問い詰めて
言葉を拾わなくてはならないのだ
僕は僕に問い詰めて
僕はなにをする
ぼくはぼくを吐き出す
僕は僕をさばく
そしてぼくはぼくを許す
ぼくは僕をいきる
2015年3月9日月曜日
羊の花
ひつじを追いかけて
青空 草原 夢の国
もくもくと立ちのぼる幻想の果てに
汚れた大地が広がり続ける
寒いなら毛をあげるから
上着をこしらえてしのぎなよ
飢えたなら上着を売って
パンをもらえばいいさ
海岸沿いの草原に潮風が吹いて
羊の毛がたんぽぽみたいに舞っていく
夢の国では
羊の毛から花が咲く
黄色い花をつんで
ひとつだけつんで
昨日と明日に
お供えするんだ
青空 草原 夢の国
もくもくと立ちのぼる幻想の果てに
汚れた大地が広がり続ける
寒いなら毛をあげるから
上着をこしらえてしのぎなよ
飢えたなら上着を売って
パンをもらえばいいさ
海岸沿いの草原に潮風が吹いて
羊の毛がたんぽぽみたいに舞っていく
夢の国では
羊の毛から花が咲く
黄色い花をつんで
ひとつだけつんで
昨日と明日に
お供えするんだ
2015年2月27日金曜日
小雨が降っていたよ226
小雨が降っていたよ226
米軍基地の周りを自衛隊が哨戒していたよ
15人編成で一個小隊
何の練習かな
いつもは北高の生徒のランニングコースで
100メートルおきに何百人
何してるのかな?
ダイエットのための散歩じゃないね
野草の観察でもないね
まじまじ見てたら
隊員の数人と目があったよ
同級生のまっちゃんじゃなかった
幼馴染のともくんじゃなかった
もし
一緒に詩を書いたノモトさんとかいたら
僕は何を言っただろうな
見知らぬ隊員が小雨の中を
誰かの友人であろう
見知らぬ隊員が
小雨の中を歩ていった
命令で
僕はその目を忘れない
米軍基地の周りを自衛隊が哨戒していたよ
15人編成で一個小隊
何の練習かな
いつもは北高の生徒のランニングコースで
100メートルおきに何百人
何してるのかな?
ダイエットのための散歩じゃないね
野草の観察でもないね
まじまじ見てたら
隊員の数人と目があったよ
同級生のまっちゃんじゃなかった
幼馴染のともくんじゃなかった
もし
一緒に詩を書いたノモトさんとかいたら
僕は何を言っただろうな
見知らぬ隊員が小雨の中を
誰かの友人であろう
見知らぬ隊員が
小雨の中を歩ていった
命令で
僕はその目を忘れない
2015年2月26日木曜日
まだなにものでもない
まだなにものでもない
冷蔵庫の音
蛍光灯の光
台所のテーブルに投げ出された箸
夕食が行われていた
珈琲を一口
10年前に買ったパソコンの前
私は何をしてきたのか
私はこれから何をしていくのか
出会った人を愛したこともあった
誕生日を忘れたこともあった
忘れていても動いているこの体
父と母が出会ったことで私はいる
水滴があつまり
水溜りとなり
流れ出して
やがて川になり
海へと還るように
私もまたどこかへいつか還るだろう
その私がいたことを
覚えていてほしいのか
そんなことどうでもいいのか
存在が消えて残された
文字ばかりが
写真ばかりが
それらの人よりもこの世界に長くある
愛する者を詩にして
残す
それは醜いこと
終わって
過ぎ去ってしまったもの
見えない感情は
もうとうに霧散して
どこにもないのに
その器だけがあふれている
それが世界を構築して
それを足掛かりにしなければ
なにもわからない
遠い所にいる
君は誰
この器をみて
ぼくのことがわかりますか?
ぼくは君に話しかけるだけ
おなかが減ってきて
ぼくは冷蔵庫から
冷凍チャーハンをだして
電子レンジであたためて
口のなかへほおりこむ
その時歯ですりつぶした
米が
味を生んで
薫りを生んで
いる
近づけて
生む
この器を
つくりつづけて
ぼくはいったい
なにを生むのか
と
問いかけている
なにも
考えていない
続く言葉を
つくっているだけ
それが。。
それでいいんだ
それだけで
いいんだ
おかわりだ
つぶれて
はじめて
うめる
あるから
つぶれることが
できる
あらしめること
それだけが
あらしめられること
それが
うみつづけること
冷蔵庫の音
蛍光灯の光
台所のテーブルに投げ出された箸
夕食が行われていた
珈琲を一口
10年前に買ったパソコンの前
私は何をしてきたのか
私はこれから何をしていくのか
出会った人を愛したこともあった
誕生日を忘れたこともあった
忘れていても動いているこの体
父と母が出会ったことで私はいる
水滴があつまり
水溜りとなり
流れ出して
やがて川になり
海へと還るように
私もまたどこかへいつか還るだろう
その私がいたことを
覚えていてほしいのか
そんなことどうでもいいのか
存在が消えて残された
文字ばかりが
写真ばかりが
それらの人よりもこの世界に長くある
愛する者を詩にして
残す
それは醜いこと
終わって
過ぎ去ってしまったもの
見えない感情は
もうとうに霧散して
どこにもないのに
その器だけがあふれている
それが世界を構築して
それを足掛かりにしなければ
なにもわからない
遠い所にいる
君は誰
この器をみて
ぼくのことがわかりますか?
ぼくは君に話しかけるだけ
おなかが減ってきて
ぼくは冷蔵庫から
冷凍チャーハンをだして
電子レンジであたためて
口のなかへほおりこむ
その時歯ですりつぶした
米が
味を生んで
薫りを生んで
いる
近づけて
生む
この器を
つくりつづけて
ぼくはいったい
なにを生むのか
と
問いかけている
なにも
考えていない
続く言葉を
つくっているだけ
それが。。
それでいいんだ
それだけで
いいんだ
おかわりだ
つぶれて
はじめて
うめる
あるから
つぶれることが
できる
あらしめること
それだけが
あらしめられること
それが
うみつづけること
国境
僕の住む町に国境がある
2メートルほどの金網で仕切られた国境
鳥がその金網に止まって休んでは飛び立ってゆく
夕陽が金網越しに差し込んで道に影をつくる
船で旅をした時、海の上には国境はなかった
地図でみたような線は書かれていなかった
でも移動するごとに持っていたパスポートに
カラフルなスタンプがたくさん押された
言葉の通じない異国の地で
真っ黒な、白い肌の人々
カタコトでツタエアウ
ワタシハカレラニドウミエタロウ
ここでは自分と違う人を排除している
分かり合えないものは排除している
よくしった安全な幻の中に身を置いて
卵のようにつるんとする
ここは収束しようとしている
膨らみ続けた世界が
間もなく収束し出して
光の一点に戻りはじめる
閉じた光の中で
暗闇を広げて
到着を待つ
岩戸の前で裸になるのは誰か
岩畳が見える
境目から水は流れてゆける
そのたどり着いた先は海
深海に沈んだプランクトン
0と1で構成されたブランクは
トランクの中で発酵し始めて
祈りの臭気だけが
漂っている
そうしてようやく越えてゆくことが
出来るのかもしれない
存在をすてて
そうしてようやく越えてゆくことが
出来るのかもしれない
2メートルほどの金網で仕切られた国境
鳥がその金網に止まって休んでは飛び立ってゆく
夕陽が金網越しに差し込んで道に影をつくる
船で旅をした時、海の上には国境はなかった
地図でみたような線は書かれていなかった
でも移動するごとに持っていたパスポートに
カラフルなスタンプがたくさん押された
言葉の通じない異国の地で
真っ黒な、白い肌の人々
カタコトでツタエアウ
ワタシハカレラニドウミエタロウ
ここでは自分と違う人を排除している
分かり合えないものは排除している
よくしった安全な幻の中に身を置いて
卵のようにつるんとする
ここは収束しようとしている
膨らみ続けた世界が
間もなく収束し出して
光の一点に戻りはじめる
閉じた光の中で
暗闇を広げて
到着を待つ
岩戸の前で裸になるのは誰か
岩畳が見える
境目から水は流れてゆける
そのたどり着いた先は海
深海に沈んだプランクトン
0と1で構成されたブランクは
トランクの中で発酵し始めて
祈りの臭気だけが
漂っている
そうしてようやく越えてゆくことが
出来るのかもしれない
存在をすてて
そうしてようやく越えてゆくことが
出来るのかもしれない
2015年2月24日火曜日
2015年2月20日金曜日
水の記憶
その日、雨が降っていました
その雨はどこからやってきたのかわかりません
僕の前で地面に落ちて混ざりました
人が通り過ぎました
その人はどこからやってきたのかわかりません
僕の前を通り過ぎて行きました
光が木々を照らしました
その光はどこからやってきたのかわかりません
僕は最近会った人々を思い出しました
その記憶がどこからやってきたのかわかりません
光と記憶はどこかへいきました
みんなどこかへいってしまいます
かなしくてシャッターを切りました
雨であった日
友人の展示を観にいきました
海みたいでした
海がみたくなって
海へいきました
地面にまざった雨は
海に
ここに
あるのかもしれません
しばらくして僕はそこを立ち去りました
願えばまたどこかで
会えることがあるのでしょうか
会えるほどに強く
願えることがありますでしょうか
たたずんでいても押し流される
いのちの環のなかで
呼吸のあったことを
愛おしく持ち続けたい
親愛なるものたちよ
さようなら
どうかお元気で
僕は元気です
2015年2月15日日曜日
別れの季節に
同じ時を過ごした人たちも
日々を越えて年を重ねて
それぞれのところへ
強く願えばまたどこかで
会えることがあるのでしょうか
会えるほどに強く誰かを
思えることがありますでしょうか
たたずんでいても押し流される
いのちの流れの中で
呼吸のあったことを
愛おしく持ち続けたい
親愛なるひとたちよ
さようなら
どうかお元気で
僕は元気です
2015年2月11日水曜日
いつかのどこかの
もう日が暮れそうだよ
もうすこし
ほら寒くなってきたし
もうすこし
なにしてるの
みとどけているの
なにを?夕陽?
終わりを
今日の?
ううん、永遠の、あるいは始まりの
ありがとうだね
そう、ありがとう
来るかな?
来るよ。
もすこし
そう、もうすこし
いいかな
いいよ
もすこし
いいよ
鐘がなるよ
うん
きっと鐘がなるよ
うん
わかるように
誰にもね
うん
もうすこし
もうすこし
もうすこし
もうすこし
ありがとう
ありがとう
ありがとう
ありがとう
もうすこし
ほら寒くなってきたし
もうすこし
なにしてるの
みとどけているの
なにを?夕陽?
終わりを
今日の?
ううん、永遠の、あるいは始まりの
ありがとうだね
そう、ありがとう
来るかな?
来るよ。
もすこし
そう、もうすこし
いいかな
いいよ
もすこし
いいよ
鐘がなるよ
うん
きっと鐘がなるよ
うん
わかるように
誰にもね
うん
もうすこし
もうすこし
もうすこし
もうすこし
ありがとう
ありがとう
ありがとう
ありがとう
2015年2月4日水曜日
2015年2月3日火曜日
2015年2月2日月曜日
2015年1月30日金曜日
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記憶を遠く離れて
沈殿してゆく
眠るわけではない
目覚め続けている
零と壱で構成された
存在が
行くでもなく
待つでもなく
あり続ける
永遠に近い時間のあとにも
そのhttpスラスラ
ハイフンが
そこへ飛ばすのだ
始まりと変わらず
終わることなく
すいたグリーン車の車窓から
すいたグリーン車の車窓から
つぶれた街が走り去ってゆく
曇り空が山を隠して海を隠して
先へ先へと逃げてゆく
目的を失ったわたしは
移動だけを望んだ
意識がもがれて
からだだけが運ばれた
レールと平行に走る電線に
鳥がたたずんで雲のはれるのを待っていた
大阪2015
白いシーツの上で泳ぐ
夕暮れの風が浜辺に風が吹く
からだについた砂をふりはらうと
キラキラと輝く
ネオンが街を眠らせない
香水の強い女が
紙袋を抱えて
点滅する信号の中に紛れた
溶け出した氷が
汗をかかせて出口をふさぐ
煙の立ち込める店内を
白黒にして水滴が映している
細やかな背中を撫でて
土地の味を憶えようとする
目を閉じながら私は
ひたすらに泳いでいる
夜があたりをつつんで
時間ばかりが唸っている
2015年1月17日土曜日
鉄
血が鉄の味がする
鉄の甲羅を持つ貝がいる
深海に
血の中にある鉄が
騒いで吸い寄せられてゆく
磁場に
血の詩や絵が
からだの鉄をざわめかせる
私は震える
血の中にある鉄が
固まりだし、吐き出さずには
いられ、ぬ、ぬ、ぬ、ぬ、ぐぅ、
鉄の甲羅を持つ貝がいる
深海に
血の中にある鉄が
騒いで吸い寄せられてゆく
磁場に
血の詩や絵が
からだの鉄をざわめかせる
私は震える
血の中にある鉄が
固まりだし、吐き出さずには
いられ、ぬ、ぬ、ぬ、ぬ、ぐぅ、
2015年1月7日水曜日
2014年10月31日金曜日
つかれた女
交差点で見かけた女は
会釈だけして足早に
横断歩道を渡っていった
自分の鞄の他に
靴やら服やらが入っているであろう
紙袋を抱えていた
スカートをはいていた
濃い口紅をしていた
時刻は午前零時
一度酒の席で会ったことのある女だ
誰かと関わることに
つかれた女が
会釈だけして足早に
横断歩道を渡っていった
その後ろ姿が
話しかけている気がしたのは
私もまた
つかれていた
会釈だけして足早に
横断歩道を渡っていった
自分の鞄の他に
靴やら服やらが入っているであろう
紙袋を抱えていた
スカートをはいていた
濃い口紅をしていた
時刻は午前零時
一度酒の席で会ったことのある女だ
誰かと関わることに
つかれた女が
会釈だけして足早に
横断歩道を渡っていった
その後ろ姿が
話しかけている気がしたのは
私もまた
つかれていた
2014年9月29日月曜日
穴
ブラックホールが
宇宙を飲み込んでいるそうです
光があって世界を知れるのは
闇があるからです
悪意があるわけではなく
そういう性質なのです
深い闇があるからこそ
輝かしいのです
激しい喜びは
世界に穴を開けるのです
宇宙を飲み込んでいるそうです
光があって世界を知れるのは
闇があるからです
悪意があるわけではなく
そういう性質なのです
深い闇があるからこそ
輝かしいのです
激しい喜びは
世界に穴を開けるのです
2014年9月12日金曜日
駅前広場
強い日差し
に照らされて倒れて動かない男
その横に喫煙所
男の存在がないように
喫煙所に出入りする人々
一人の青年が男を見る
しばらく立ち止まる
男を見る
そして喫煙所にいく
青年は煙草を吸う
吸い終わる
男の横を通って
男を見ることなく
立ち去る
青年は交番に立ち寄り
「広場に男の人が倒れています」
「ああ、ああしていつも休んでいるんだよ」
と警官は言った
青年は改札を抜けてどこかへ向かった
車窓から風船が飛んでゆくのが見えた
喫煙所からは煙が絶えることなく昇っている
2014年9月7日日曜日
駅前広場・道・家
*駅前広場
強い日差し
に照らされて倒れて動かない男
その横に喫煙所
男の存在がないように
喫煙所に出入りする人々
一人の青年が男を見る
しばらく立ち止まる
男を見る
そして喫煙所にいく
青年は煙草を吸う
吸い終わる
男の横を通って
男を見ることなく
立ち去る
昼間居間に、一匹のゴキブリが歩いている
ゆっくりと歩いている
とても大きいゴキブリ
女が殺虫スプレーをかける
強い日差し
に照らされて倒れて動かない男
その横に喫煙所
男の存在がないように
喫煙所に出入りする人々
一人の青年が男を見る
しばらく立ち止まる
男を見る
そして喫煙所にいく
青年は煙草を吸う
吸い終わる
男の横を通って
男を見ることなく
立ち去る
*道
青年がゴルフ場練習場の
裏手を歩いている
一人の女が腰かけて携帯をいじっている
青年が近づく
女は顔を上げる
女は立ち上がり
青年と並んで歩いてゆく
*家
裏手を歩いている
一人の女が腰かけて携帯をいじっている
青年が近づく
女は顔を上げる
女は立ち上がり
青年と並んで歩いてゆく
昼間居間に、一匹のゴキブリが歩いている
ゆっくりと歩いている
とても大きいゴキブリ
女が殺虫スプレーをかける
泡がとても大きいゴキブリを包む
泡がはじける
とても大きいゴキブリは動かない
女「こんな昼間に出来てたら、殺されるに決まってるのに」
男「俺、昨日もみたよ」
2014年9月1日月曜日
夏の終わり
50センチくらいだったか
触れられる距離で君が何か話している
見つめるだけで言葉や時間が通り過ぎてゆくね
君が思いを馳せるところがどんなところなのか
先回りをしてつかまえたいよ
セミとコオロギが鳴きはじめる夏の終わりに
消えてゆく君のかけら言葉抱きしめた
触れられる距離で君が何か話している
見つめるだけで言葉や時間が通り過ぎてゆくね
君が思いを馳せるところがどんなところなのか
先回りをしてつかまえたいよ
セミとコオロギが鳴きはじめる夏の終わりに
消えてゆく君のかけら言葉抱きしめた
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バス停をすぎて
バス停があって 田畑の広がる一本道に 一時間に数本 だからベンチがあって屋根があるのです。 私はしばらくいて 通りすぎるのは 風や雲や時間ばかりで バスは通り過ぎなかった 私はどこかに向かったのでしょうか ? 私は何かが来たのに気づいたでしょうか? 私はバスが来ていた...
