poem on chair
2012年10月28日日曜日
僕は37さい
この世には37年いる
あの世はわからない
この世も変わりすぎてわからない
近くにいる人
たとえばとなりで話している中国人
名前も言ってることもわからない
どうしてとなりにいるのかもわからない
親、兄弟、親友、恋人
ほんとは何考えているのかよくわからない
自分も何者なのか
何考えているのか
何のためにあるのか
よくわからない
よくわからないから
目の前にあらわれること
心にあわられること
よく見て
よく聞いて
よく嗅いで
よく食べて
よく触って
生きる
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
(タイトルなし)
遠くでカナリアがなく 叫ぶのか呼ぶのか 誰を誰かを 流れてくる言の葉と 空気と あなたの記憶 ああ、 私は 立ちたい 私は 立って歩きたい
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