2012年10月21日日曜日

でこぼこみちの先の
ぼさぼさ森におちている枝
ごりごりかた幅にきって
びじびし縄でしばりあげ
木陰にほっておく

ある日旅人が
ひと休みするとき
それを見つけて
枕にするのだ
故郷を思い出して

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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす