2012年10月30日火曜日

満月の夜に

河を小舟がゆく
乗り混んでいる男の髪は
月明かりで金色
電話をかけている
手元に聖餐と書き付けながら

窓から鳩がゆく
座り込んでいるの女の髪は
腰までの黒髪
電話をかけている
口元に微笑をたたえながら

満月の夜の話
満月の夢の話

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心臓

私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか