2008年10月27日月曜日

祝辞

今あなたたち二人は
両親親族、多くの友人たちに囲まれ
とても幸せな時間を受け取っています。

そして明日からはさらに
幸せな日々を受け取るでしょう

あなたたちはもう孤独ではないのですから
弱さを見せ合い未来を築く伴侶を
この広い世界でめぐり合ったのですから。

出来の悪い息子が自立しないかもしれません
借金に苦しむかもしれません
互いのやさしさが空回りするかもしれません
病にかかるかもしれません
嫌なことばかりが目に付くかもしれません
分かれて住むかもしれません

ただあなたたちは
この子の幸福な瞬間を受け取った代償として

互いの幸福だけは願わなければなりません。

それが契約です。

お互いの悲しい顔をみたら
それを思い出してください

ふたりとも笑顔がすてきですから

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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす