poem on chair
2008年10月17日金曜日
空
昨日の空と今日の空は違う
今日の空と明日の空も違う
でも
昨日の空と明日の空はつながっている。
明後日の空とおとといの空もつながっている。
ロンドンの空とアフリカの空は違う
蜜蜂の見上げる空とバオバブの見上げる空は違う
でも
北極の空と南極の空はつながっている。
ペンギンの見上げる空とイグアナの見上げる空もつながっている。
だから
100万年前のアンデスに咲く花の見上げた空と
100万年後のエジプトのネコが見上げる空はつながっている
ように
あなたの空と僕の空もつながっている。
のだ。
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
(タイトルなし)
遠くでカナリアがなく 叫ぶのか呼ぶのか 誰を誰かを 流れてくる言の葉と 空気と あなたの記憶 ああ、 私は 立ちたい 私は 立って歩きたい
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