2020年10月31日土曜日

銀色の空が窓からのぞいて

銀色の空が窓からのぞいて 
街の音が吸い込まれていく

青色の空が窓からのぞいて
哀しみが吸い込まれいく

橙色の空が窓からのぞいて
太陽が吸い込まれていく

漆黒の空が窓からのぞいて
私が吸い込まれていく

幾億年ものすべてを記憶した
空を私の生と幻が反射する

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poem on chair

僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair