poem on chair
2012年7月17日火曜日
遠くで遠くへ
轟音騒音爆音
突っ走る
環七沿い
途切れ途切れに
するりと抜けて
唄声がする
空を見上げて
ギターを弾く青年
遠くで遠くへ
ギターケースに
ライブのチラシと
僅かな小銭
反響残響
高架橋のトンネルに
唄声がする
壁を見つめて
ギターを弾く少女
遠くで遠くへ
唄われた心は
紛れたりはしない
かき消されたりはしない
遠くで遠くへ
どこよりそばへ
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poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
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