poem on chair
2012年7月13日金曜日
言葉の解らない異国の詩を前にして
遠い国の 重い昔の 近い未来から
何か叫んで 何か言っている
太陽のことかもしれないし
女のことかもしれないけれど
言葉や音階 突き抜けて 会いに来た
高い壁の 硬い岩の 深い森から
何か呻いて 何か発してる
いきどおりかもしれないし
ふがいなさかもしれないけれど
長さやかたち 突き抜けて 会いに来た
かっこいいだろ
ともだちだろって
その輝きのなかに
たぶんそれ、奴をみたんだ 僕は
たぶんそれ、魂をみたんだ 僕は
たぶんそれ、愛をみたんだ 僕は
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
(タイトルなし)
遠くでカナリアがなく 叫ぶのか呼ぶのか 誰を誰かを 流れてくる言の葉と 空気と あなたの記憶 ああ、 私は 立ちたい 私は 立って歩きたい
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