鳥の羽根の落ちているを見かける時
私はまともな道を歩んでいるのだと思う
それはひとつの導
私が憎しみにかられた時でさえ
異国の港に無数の羽根があり
私を慰めた
羽根を纏う鳥が今朝路上で
私の代わりに身体を潰されて
絶命していた
空を見ていたのです
その鳥は
明け方の空を
私はその鳥に近づいて
逃げないのに驚いて
そして初めて
絶命しているのに気がついたのです
その鳥は空を見ていた
私はひとつの詩をたむける
詩は羽根
ひとつの羽根
ひとつの導
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ああ、優しい世界が 花の美しい佇まいが 現れる 言葉はそうして歩く 染み付いて歌う そうして染み付いてゆく 慣れ親しんだ冬 浮遊 ぼくはあそびたい みんな知っている 君は誰かのもの 君の瞳に僕がいる 君がいる 美しい君がいる 世界が君を現し...
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