poem on chair
2012年6月6日水曜日
供養
出せなかった手紙がある
どうして出さなかったのか
この前はどうもありがとう
秋を満喫しなかったようなことを
言っていたので高尾山へ行ったとき
買いました絵ハガキを送ります。・・・栗ですけど。
四季があるのは地球が傾いて
いるからだそうです。
地球君が少し傾いて四季を
演出してると考えたらおかしくなりました 黒川武彦
出さなくてよかったなと思う
推敲して違う手紙を書いたのか
わすれた
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
痕跡
誰が来たのか 誰が去ったのか それはなんとなくなくなる なにがあって なにが終わったのか その痕跡すらなんとなくなくなる 私も誰かから この世界から なんとなくなくなっていく
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