poem on chair
2020年9月1日火曜日
アラモード
ささやかな音のするベランダ
踊り子を夜のとばりが包む
塗りたての白壁に飛び跳ねた万国旗
鉄塔をひとまわりして
朝陽がカーテンを揺らす
ロフトに届く慌ただしい暮らしの足音が
夏を遠ざけた
扉を開いてやさしく短い小説を読んだあと
また僕たちは物語に戻った
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poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
わたしだったらそうするな
シンプルな問いと答え クローバーを探すわ 四つ葉のクローバーを探すわ 追いついたかしら? パステル色のカエルさん 揺れてるブランコ スカート 今もパレード こぶしを握る 傾きかけた人生 真っ白な造花の薔薇に 赤いスプレーかけていく わたしだったらそうするな わたしだったらそうする...
谷川さんへ
あなたの魂が ちりぢりにみんなの心へ注いで輝いています 空や 人 電車や ヨハンストラウスと 結びついて輝いています それは生きているということ 紙の上に スマホの中に あなたの魂が 詩として輝いています ぼくたちはからだの 存在をたよりに わかろうとしていますが あなたの魂の注...
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