poem on chair
2020年8月30日日曜日
ファンタジー
ゆうべが紫の煙になって昇る
正しい黄色がどこにあるかを
双眼鏡で見つめながらいる
レンガ造りの小さな家に
ヤギが繋がれている
獲物を狙う竜の群れが
のぞいている
繰り返しの効かない魔法が
また一つ唱えられて
あとかたもなく事実が消える
魔法の音たちは
常にあり続けることで
その意味を消していく
森が暗闇の中でなく
夜明けをまつ
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poem on chair
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(タイトルなし)
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