poem on chair
2012年7月25日水曜日
7月のソネット
七月の頂きに新しき景色
傍にささやかな花の微笑み
昼に育まれる光の雨
なじんだ場所に別れの鐘を告げて
押され導かれ歩みゆく
思い出の中でならば美は永遠
心に寄り添う雲雀の唄聲
清涼な風のしめす方角
森に偉大なる虫の営み
夜に慰める静寂の海
辿れば見えるものは見えざる美へ
辿れば見ざるものは見える美へ
時の環を抜けて美となるのだ
思い出さねばならぬ時は来た
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poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
わたしだったらそうするな
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谷川さんへ
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