2021年4月5日月曜日

炊かれた日々のほとりから

かじかんだ麒麟の群れが水平線を目指す


​打ち付けられた十字架の残響が

緑の丘を低く飛ぶ


​組み上げられた木材が

正方形の海に沈む


​密林の岩岩に夜光虫が、蛾が

息を潜めて訪れを待つ


​パプリカ


​鳥かごの重さを抱えながら

雨粒の軌跡をたどっていく


今朝、馬車は教会へ着いた

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poem on chair

僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair