2019年2月28日木曜日

無題

はがれたばかりの水平線が
銀色のカーテンに浮かんで
沈みかけたビー玉の転がる先にたなびく
蓄積された電子顕微鏡の隙間から
今朝また風の子たちがのぞいている
狂った歯車のねじが一つ外れて
見知らぬ土地へとダイブする
詰め込まれた弾薬はその役目を果たせず
麦畑に放置されたまま眠っている

0 件のコメント:

君の歌と僕の恋

 君の好きな歌のこと  君のSNSで知った どうして好きになったか 聞きたかった 君の好きな歌は 青い風が吹いて 確かに誰かを愛していて 輝いていた 君もそうかな 君は僕が君のこと 好きなことを知らない 僕は君が好きな歌を知った 歌は無限に永遠に近く繰り返して いつでもアクセスで...