poem on chair
2018年5月2日水曜日
蜘蛛
地上10階のこの部屋に蜘蛛の歩いているのをみた
マンションが改装中で外壁に足場が出来てそこをのぼって来たのだろう
巣を張るのだろうか自分だけの住みか
自分の体から出てくる糸を組み上げ食べ
眠るところを作り、飛行する
移動して形づくる
透明な生の為すまま
蜘蛛は私に気づいて動きを速めとどかぬ所へ
死を逃れて
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poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
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