poem on chair
2018年3月4日日曜日
光にまぎれて春の薫りが路地を通り抜ける
暮れてゆくその日をとどめたくて
時間の流れのゆるやかなところへ行く
どのくらいの距離から
どういう形で届いてくるのか
光、音、あるいは味
その大きな窓から見える景色と移ろいゆく存在
夜の訪れる少し前に音のない花火が開く
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poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
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