2014年5月31日土曜日

変態

見つめられているまなざしに
答えられずに時は過ぎゆき
朝陽の中に身をさらして
紫の空を見上げている
毛虫

意味を求めては砂漠を
ただ一人で行く
進んで行かなくては行けない
置いて行かなくてはならない
孤独に

胸を割いて白い幼体が露わになる
風は痛みをともない突き刺さり
流れ出す血のしぶきが肌を伝う
抱えられるものは何もない
命の他は

そうなってしまったのだ
望んだのは忘れてしまったほどの

現れてしまったまなざしが
見つめている
朝に

0 件のコメント:

君の歌と僕の恋

 君の好きな歌のこと  君のSNSで知った どうして好きになったか 聞きたかった 君の好きな歌は 青い風が吹いて 確かに誰かを愛していて 輝いていた 君もそうかな 君は僕が君のこと 好きなことを知らない 僕は君が好きな歌を知った 歌は無限に永遠に近く繰り返して いつでもアクセスで...