見つめられているまなざしに
答えられずに時は過ぎゆき
朝陽の中に身をさらして
紫の空を見上げている
毛虫
意味を求めては砂漠を
ただ一人で行く
進んで行かなくては行けない
置いて行かなくてはならない
孤独に
胸を割いて白い幼体が露わになる
風は痛みをともない突き刺さり
流れ出す血のしぶきが肌を伝う
抱えられるものは何もない
命の他は
そうなってしまったのだ
望んだのは忘れてしまったほどの
昔
現れてしまったまなざしが
見つめている
朝に
答えられずに時は過ぎゆき
朝陽の中に身をさらして
紫の空を見上げている
毛虫
意味を求めては砂漠を
ただ一人で行く
進んで行かなくては行けない
置いて行かなくてはならない
孤独に
胸を割いて白い幼体が露わになる
風は痛みをともない突き刺さり
流れ出す血のしぶきが肌を伝う
抱えられるものは何もない
命の他は
そうなってしまったのだ
望んだのは忘れてしまったほどの
昔
現れてしまったまなざしが
見つめている
朝に
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