poem on chair
2020年8月30日日曜日
ファンタジー
ゆうべが紫の煙になって昇る
正しい黄色がどこにあるかを
双眼鏡で見つめながらいる
レンガ造りの小さな家に
ヤギが繋がれている
獲物を狙う竜の群れが
のぞいている
繰り返しの効かない魔法が
また一つ唱えられて
あとかたもなく事実が消える
魔法の音たちは
常にあり続けることで
その意味を消していく
森が暗闇の中でなく
夜明けをまつ
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
わたしだったらそうするな
シンプルな問いと答え クローバーを探すわ 四つ葉のクローバーを探すわ 追いついたかしら? パステル色のカエルさん 揺れてるブランコ スカート 今もパレード こぶしを握る 傾きかけた人生 真っ白な造花の薔薇に 赤いスプレーかけていく わたしだったらそうするな わたしだったらそうする...
谷川さんへ
あなたの魂が ちりぢりにみんなの心へ注いで輝いています 空や 人 電車や ヨハンストラウスと 結びついて輝いています それは生きているということ 紙の上に スマホの中に あなたの魂が 詩として輝いています ぼくたちはからだの 存在をたよりに わかろうとしていますが あなたの魂の注...
0 件のコメント:
コメントを投稿