2018年10月19日金曜日

夜更けに地球の裏側の薔薇から便りが来て

夜更けに地球の裏側の薔薇から便りが来て
新らしい記憶をロングスプーンでかき回す
クリームソーダみたいなビーチが溢れて
パラソルがいるねって駆け出していく
砂がね、舞って、君の小麦の肌が光るよ
夕暮れや星空を待つ前に夢の中に僕はいる
輪郭がやけにはっきりしたと思うくらいに
世界に僕は触れることができる
ほんとはどこへたどり着くかもわからないままに
その光射す方へ向かってみようと思うのだ

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  ああ、優しい世界が 花の美しい佇まいが 現れる 言葉はそうして歩く 染み付いて歌う そうして染み付いてゆく 慣れ親しんだ冬 浮遊 ぼくはあそびたい みんな知っている 君は誰かのもの 君の瞳に僕がいる 君がいる 美しい君がいる 世界が君を現し...