2017年1月9日月曜日

テリーヌ

庭先に梅が咲いていた
金柑がたわわになって地面に落ちていた

苺をほおばり
笑い声が響く

夕陽は今日も水平線を染めて
はしゃぎ疲れた子供が自分の世界で眠る

でんでん太鼓のやわらかな音が
夜のしじまに溶けてゆく

そんなある日の一日のテリーヌ




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poem on chair

僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair