夢の住人達は
少し浮いたように歩いていて
くしゃみもするし
歯磨きもするけれど
名前が薄れ始めて
夢の部品になっていくのです
部分がほんとうに思え始めると
触れていても届かない
絵画の中の河のように
飛沫まで生き生きとしているのに
合図があるまで流れてゆくのです
僕も少しだけ仲間入りをして
ぼくは僕としてふるまうのだけど
虹のかかるその間だけは
モノリスに閉じ込められたように
どこへも向かうことは出来なかったのです
今も忘れてしまっているだけなのかもしれないと
合図を思い出そうとしているのです
少し浮いたように歩いていて
くしゃみもするし
歯磨きもするけれど
名前が薄れ始めて
夢の部品になっていくのです
部分がほんとうに思え始めると
触れていても届かない
絵画の中の河のように
飛沫まで生き生きとしているのに
合図があるまで流れてゆくのです
僕も少しだけ仲間入りをして
ぼくは僕としてふるまうのだけど
虹のかかるその間だけは
モノリスに閉じ込められたように
どこへも向かうことは出来なかったのです
今も忘れてしまっているだけなのかもしれないと
合図を思い出そうとしているのです
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