2013年5月23日木曜日

初夏

草原に風がたずねて
麦わら帽子が揺れる
郵便配達の自転車が
河面に流れて
夕暮れの雲に
燕が影を落として
天の川が覗く頃
祭りの焚き火が
行きかう娘らの頬を火照らす


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  ああ、優しい世界が 花の美しい佇まいが 現れる 言葉はそうして歩く 染み付いて歌う そうして染み付いてゆく 慣れ親しんだ冬 浮遊 ぼくはあそびたい みんな知っている 君は誰かのもの 君の瞳に僕がいる 君がいる 美しい君がいる 世界が君を現し...