poem on chair
2012年12月28日金曜日
いつの日か
私は詩人になりたい
その言葉がやさしさを持ち
触れた人のこころのほぐれるような
その言葉が鏡のように
みる人の姿を映し
その言葉が思い出のように
懐かしい人がそばにいるような
その言葉が美しく輝き
抱きしめて慈しめるような
詩人になりたい
私の名前の中には
「武」という字がある
矛を持って歩いているようすを現したものだ
私は詩を携えて進む
その言葉がナイフや銃や原子爆弾を
ものともぜず、争いを終わらせる力を持つ
詩人に私はなりたい
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poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
わたしだったらそうするな
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