2023年10月8日日曜日

通り雨と空と

祭りの夜、通り雨が街を覆って

交差点、四角の銀行の軒先で雨宿り

この雨がいつ止むのかはわからない


交差点をはしゃぎながら渡る人たち

車をとりに行くよと妻とベビーカーの幼子を残して走る夫

濡れた浴衣を絞る女子ら


街灯がぼんやりと夜空と街に溶けていく

私は眠れず散歩をしていた

空の上にいるおしゃべり


どこの空と

どこの街で

私はまた会えるかな




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poem on chair

僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair