poem on chair
2016年12月30日金曜日
沈黙
手のひらからこおぼれ落ちた風が
季節を巡りふいている
いつかみた影がまた壁に
落ちて揺れている
私の向き合えるものはひとつだとして
私の見える景色はひとつだとして
平行にながれてゆく地平線に
私は飛べる
陽光が立ち上ってゆくところへ
私は飛べる
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poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
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