poem on chair
2015年12月31日木曜日
年末の男と女
年末の電車の中に
恋人になる少し前の2人
女は恍惚に浸かり
男は武骨に語る
男は電車をおりて
残された女を乗せて電車が動く
男は去る女をもう一度見つけて
女は手を振りながら微笑んだ
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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