poem on chair
2013年4月25日木曜日
降り注ぐ闇を待つ
恋人のいない季節が
切れかけたインクリボンのように灰色
刻まれた哀しみは鮮明に浮かび
二度と帰ることのない鮭の群れ
真昼を過ぎて沈みかけた太陽に
這い出してくる記号を投げつけて
降り注ぐ闇を待つ
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poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
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谷川さんへ
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