poem on chair
2012年3月18日日曜日
そしてそれは
惚れた女が告白してくるという
都合のいい夢を見た
女は酔いつぶれ私が背負い
家、もしくはホテルに向かっているのだ
女は背中越しに
幸せにするか?苦労をさせないか?私の事をまだ好きか?
とたずねる
私はもちろんですと答え
女をどこまでも背負えると思った
知らぬ港 見知らぬ人の立ち合いのもと
明けた朝の中
女と私はくちづけを交わした
そしてそれは夢だった
そしてそれは
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
わたしだったらそうするな
シンプルな問いと答え クローバーを探すわ 四つ葉のクローバーを探すわ 追いついたかしら? パステル色のカエルさん 揺れてるブランコ スカート 今もパレード こぶしを握る 傾きかけた人生 真っ白な造花の薔薇に 赤いスプレーかけていく わたしだったらそうするな わたしだったらそうする...
谷川さんへ
あなたの魂が ちりぢりにみんなの心へ注いで輝いています 空や 人 電車や ヨハンストラウスと 結びついて輝いています それは生きているということ 紙の上に スマホの中に あなたの魂が 詩として輝いています ぼくたちはからだの 存在をたよりに わかろうとしていますが あなたの魂の注...
0 件のコメント:
コメントを投稿