poem on chair
2010年1月10日日曜日
鞆の浦
月の雫が入り江に落ちて
蒸気船の話し声に
釣り糸が漂うよ
鞆の浦
灯篭の灯りを魚がめざし
石畳の隙間で影が笑う
島々が亀に化けて竜宮へ誘うよ
鞆の浦
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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