poem on chair
2009年4月27日月曜日
男子学生
赤い髪の男子学生が
電車に乗ってきた
真似たのか
主張したいのか
ニキビの吹き出た顔の上に
帽子のような赤い髪
威嚇しているのか
警戒しているのか
人との距離や
人との対話に
恥ずかしくなって
髪の先まで赤く染まる
男子学生
窓から街並みを眺めている
私は彼に私を見ている
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poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
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