季節が来て
人ははなれて
風が吹く
冷たい手のひらで
去っていく
金魚
煙であればいい
背徳の館に
君の影が
さす
その言葉は名前かもしれない 私に呼びかけるものである 果たして私はまだ体のあるのを知らず、ただ光だけを見つめているのかもしれない 引き換えた記憶はさらに遠くに行く 私は私である印を探すのだ 訪れる、しるべを頼りに私は歩いていく 道端に一輪、黄色い花がある 私に話しかけているよ...