2023年8月20日日曜日

夏だから

夏が来る

君のいた夏が来る

春のあとに

秋のまえに

冬を思い出すように


夏が来る

君といた夏が来る

笑ったあとに

泣きだすまえに

虹を見つけたように


まだ、愛というものがわからなくて

誰かといるのがもどかしくて

明日はもっとこの世界と

仲良くやれるだろうか


月日が季節が時間が

ひとりだけで過ぎてゆく

ひとりでに過ぎてゆく


愛する愛を持っている

夏だから君を愛する愛を持っている



呼びかけるのも

  その言葉は名前かもしれない 私に呼びかけるものである 果たして私はまだ体のあるのを知らず、ただ光だけを見つめているのかもしれない 引き換えた記憶はさらに遠くに行く 私は私である印を探すのだ 訪れる、しるべを頼りに私は歩いていく 道端に一輪、黄色い花がある 私に話しかけているよ...