poem on chair
2017年8月15日火曜日
たそかれ
浜辺から見える
水平線の漁火に
焚き木の火が混ざる
いつの日かのカモメのように
あなたは潮風の中でそれを見つめていた
ざわめいた波があなたをさらおうとしていた
雲の切れ間から黄昏があなたをさらおうとしていた
とても静かなの
と、あなたはささやいた
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poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
(タイトルなし)
ここが永遠だとして 君は誰 ここが天国だとして 僕は誰 光が愛を導いて 地上に現れている ここへ辿り着いたことへの悦び 僕は再び君といた
谷川さんへ
あなたの魂が ちりぢりにみんなの心へ注いで輝いています 空や 人 電車や ヨハンストラウスと 結びついて輝いています それは生きているということ 紙の上に スマホの中に あなたの魂が 詩として輝いています ぼくたちはからだの 存在をたよりに わかろうとしていますが あなたの魂の注...